今はスリーサイズを気にするのは女性だけではありません。男性も清潔で健康的でバランスの取れた体型が求められます。そして、女性と同じように、男性にもモテ体型の黄金比があるんです。
今回は本能的に求められる男のカラダ、スリーサイズ黄金比について解説していきたいと思います。
"なんだか気になる" "つい見ちゃう" はスリーサイズ黄金比かも
知らぬ間にあなたも惹きつけられている
見た目が9割なんて言われたりもしますが、人の第一印象が3〜5秒の視覚情報で50%以上は決まっているとご存知でしょうか。実は生物学的な観点から、異性を惹きつける体型が研究されていて、これがスリーサイズ黄金比!なるものが決まっているんです。
女性なら下着メーカーやエステに器用されている女性タレントやモデルさんは、女性から見ても、男性からみても、惹きつけられるものがありますよね。これが公表プロフィールを元に計算すると、スリーサイズ黄金比にほぼ当てはまっているんです。すごい。
男性なら、あの体が好き、あの体になりたいなんて聞いたりもする、アンダーアーマーのマネキン。あれも完全にスリーサイズ黄金比を元に作られています。しかもマネキンには種類があって名前までついているんです。
どんな立派な人間もやっぱり動物。世の中は、なんだか気になる、つい見ちゃう、スリーサイズ黄金比で操作されていると言っても過言じゃないんです。


スリーサイズ黄金比を知ってあなたも惹きつける側に
数字で出ている以上、作ろうとすれば作れるわけですよね。顔を大きく変えるのは難しかったり、お金がかかったりしますが、男性のスリーサイズはありがたい事に、自分で作れるんです。
まずは計測をして、現実を受け入れて、足りない部分はどんどん作っていきましょう。




まず大事なのはお尻
ウエスト : ヒップ比は 0.9:1
モテ体型黄金比はどのように求めるかと言うと、実は簡単。まず、ウエストとヒップを測ります。
ウエストcm÷ヒップcm=0.9
つまりは、
注意ポイント
0.9(ウエスト):1(ヒップ)の割合になれば、あなたは黄金比です
では、早速測ってみましょう。
これが黄金比 ウエスト:ヒップ
- 78cm(ウエスト) : 86cm(ヒップ)
- 81cm(ウエスト) : 90cm(ヒップ)
- 84cm(ウエスト) : 93cm(ヒップ)
- 87cm(ウエスト) : 96cm(ヒップ)
- 90cm(ウエスト) : 100cm(ヒップ)
ウエストが大きくなればなるほど、ヒップの大きさが必要になります。そのため必然的に体重があったり、お腹が出ている方はヒップを鍛えている必要があります。
0.9に当てはまっていても、筋量が少ない体型の場合は、その数字を維持したまま、筋肉ををつけていくことが必要になります。


下半身”も”鍛えている人が好き?
下半身”も”鍛えている人が好き、という人が多いのは、この数字をみればわかりますよね。
最近ではフィジークと呼ばれる、サーフパンツで審査を行うボディビルのような大会に出る方も増えてきていますよね。トップの方々は極限のくびれ作りを目指したり、また、始めたばかりの方はサーフパンツで隠れる部分のお尻は小さかったりするので、トレーニングしていても比率から外れる場合があります。
そんな事もあって、フィジーク体型はあまりタイプじゃないという意見や、下半身しっかり鍛えている人が好きですという意見は、本能的で動物的な意見ですね。


最大の難関は肩
ヒップ:ショルダー比は1:1.3
次に測る部位は肩周りです。これはなかなか一人では測れないのですが、誰かに協力してもらうか、長めのメジャーを用意して細かく刻んで測りましょう。
注意ポイント
ヒップを1とした時に、ショルダー肩周りが1.3
これが、男性のヒップ:ショルダー比の黄金比となります。
これが黄金比 ヒップ:ショルダー
- 86cm(ヒップ) : 107cm(ショルダー)
- 90cm(ヒップ) : 117cm(ショルダー)
- 93cm(ヒップ) : 120cm(ショルダー)
- 96cm(ヒップ) : 124cm(ショルダー)
- 100cm(ヒップ) : 130cm(ショルダー)
胸だけ鍛えている人が苦手な理由
ここで大切なのは、バストではなくショルダーで計算していることです。つまり胸だけ鍛えていたとしても、肩の発達がなければ、該当しないことになります。
女性の黄金比を計測する場合にはバストの数値を使用します。肩が発達していなく胸だけが発達している場合、女性的な印象を与えてしまう可能性もあります。
胸ばかり鍛えている人が魅力的に見えないといった意見も、ここの比率から見ると納得ですよね。


あてはまるイメージ
イメージは柔道選手
スリーサイズ黄金比を具体的にイメージすると、90kg級くらいまでのオリンピックの柔道選手がわかりやすいかなと思います。ラグビー選手も人気ですが、ポジションで大きく体型が変わるので、柔道の表彰台をイメージしてみると、スリーサイズ黄金比の金メダルが思い浮かぶと思います。


トレーニングしていないと達成できない数字
肩まわりの筋肉はトレーニングが必要
ウエストとヒップの比率もなかなか難しい数字に違いないのですが、ここで問題になるのが、肩周りの1.3という数字です。
これいわゆる逆三角形の体です。マネキンもこの比率の場合が多いです。
お尻やウエストは学生時代に運動していたとか、極端に太っていたり、痩せていなければ、達成できない数字ではないのですが、肩まわりの数字はトレーニングしないと達成できない数字です。
なかなか日常生活にない動きになるので、肩のトレーニングは難しく感じる方が多く、トレーニング方法が難しいことも、スリーサイズ黄金比へのハードルを高めています。


まとめ
黄金比から考えると、モテる体型は下半身がしっかりしていて、逆三角形の体ということになります。
数字であらわすと
1.3(ショルダー):0.9(ウエスト):1(ヒップ)
になります。これはなかなか楽ではない数字ですね。
しかし、きちんとトレーニングすれば手に入るものです。
努力が必要ですが、このスリーサイズ黄金比に当てはまるだけで、
あなたは、なんだか気になる、なんか見ちゃう存在という生物学的なメリットが得られるので、
挑戦しない手はないですね。